2025/07/18
Supabaseをローカルに構築してリモートプロジェクトとリンクさせる
Supabaseを使用したアプリケーションを開発する際に、検証環境用のプロジェクトを構築するのもいいですが、ローカルにSupabaseを構築して開発してみたいと思います。
ローカルに構築することでデータベース構成の変更などをそのまま本番環境にマイグレーションすることもできるので便利です。
前提条件
ローカルにSupabaseを構築するにはDockerが必要です。
私の環境はWindowsなのでDocker Desktopをインストールしました。
Supabase CLIのインストール・初期化
私の環境ではBunを使用しているので、Bunを使用してプロジェクトにSupabase CLIをインストールします。
bun install -D supabaseインストール出来たらSupabase環境を構築します。
bunx supabase initプロジェクトにsupabaseフォルダが作成されたらOKです。
Supabaseを起動
Docker Desktopを起動したあとにSupabaseをスタートさせます。
初回は必要なイメージをダウンロードするため時間がかかります。
bunx supabase startスタート出来たらコンソールにSupabaseの情報が表示されるのでStudio URLを確認してアクセスしてみましょう。

ローカルにSupabaseが構築できています!
リモートプロジェクトとリンクさせる
ローカルで構築したSupabaseをリモートプロジェクトとリンクさせます。
まずはSupabaseにログインします。
bunx supabase loginログイン出来たらプロジェクト一覧を表示します。
bunx supabase projects list表示されたプロジェクト一覧からリンクさせたいプロジェクトのREFERENCE IDでリンクさせます。
bunx supabase link --project-ref <your-project-ref>データベースパスワードの入力が求められますが必要でなければスキップしてもOKです。
リンク出来たらsupabase/config.tomlが更新されます。